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Final Stage 第7章:愛をするということ3

Auteur: 相沢蒼依
last update Date de publication: 2025-12-18 11:04:36

***

千秋の案内で、駐車場に無事停車させる。

エンジンを切り軽くため息を吐きつつ、ゆっくりとした動作で車から降り立ち、少し離れたところにある洋館に目をやった。そびえ立つ建物の大きさに飲み込まれないように、ぐっと奥歯を噛み締める。

(とうとう、ここまで来てしまったんだな。もう逃げるワケにはいかない――)

「穂高さん、こっち」

「ああ、今行く」

心の中に気合を入れ直して、歩き出した千秋の隣に並んだ。

物珍しさから手入れのいき届いた中庭を見ながら歩いていると、袖をぐいっと引っ張られる。

「ん? どうしたんだい」

「俺たちは招かざる客だから、こっちから出入りすることになってるんだ。ごめんね」

寂しげに微笑んで、大きな扉がある玄関脇の小道に案内してくれた。

「千秋はいつも、そこから出入りをしているのかい?」

「大学に通い出してからね。最初はすっごく切なく感じていたんだけど、それが当たり前になったら、へっちゃらになっちゃったよ。それに、いいこともあるし」

慣れた手つきで質素な感じの扉を開け、顔だけ突っ込む千秋。この扉は、勝手口みたいなものなんだろうか?

「ただいま~! 英恵(はなえ
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